仏教用語について
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ら
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来迎(らいごう)
臨終のとき、仏や菩薩が来現して、その人を浄土へ導き迎えることです。
礼賛(らいさん)
仏や菩薩の功徳をたたえたり、お経を賛嘆することです。
羅刹(らせつ)
人の血肉を食うという大力の悪鬼。
落飾(らくしょく)
身分や地位の高い人が出家することです。
剃髪のことです。
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り
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利益(りやく)
仏法から享受する利得。
一般には、諸仏諸天から受ける加護や霊験をいいます。
律(りつ)
釈迦が弟子たちを誡めた規律のことです。
臨終(りんじゅう)
人生最後の瞬間。
輪廻(りんね)
流転(るてん)ともいい、迷いの世界にあって、とどまることなく生死をくり返すことです。インド古来の思想で、生ある者が生死を繰り返すことです。
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れ
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霊験(れいけん・れいげん)
神仏の力によって現された不可思議な効験。
連枝(れんし)
もとは天皇の兄弟に対する尊称でしたが、室町時代以後は本願寺法主の兄弟、近親者の敬称となりました。
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ろ
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老師(ろうし)
学識ゆたかな高徳の師僧。
禅宗では僧堂の師家(しけ)のことをいいます。
六根(ろっこん)
眼・耳・鼻・舌・身・意の六つの感覚器官のことです。
六識(ろくしき)
見・聞・嗅・味・触・知の六つの感覚作用。
六道(ろくどう)
六趣ともいいます。
地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上の六種の境界。
衆生がその行いによって生死を繰り返す迷いの世界。
六波羅蜜(ろくはらみつ)
悟りの彼岸に至るために修行する六種の徳目。