仏教用語について
**************************************
な
**************************************
内陣(ないじん)
お寺の本堂の奥の間で本尊を安置し、法会の儀式を行う所。
南無(なむ)
帰命、帰依することです。
奈落(ならく)
地獄のことです。
**************************************
に
**************************************
二乗(にじょう)
声聞と独覚とよぶ二種類のタイプの仏教修行者。
如来(にょらい)
仏の尊称。
元来の意味は「そのように来た人」のことです。
梵語タターガタの訳。
真如から来現したもの。
応供、正遍知、明行足、善逝、世間解、無上士、調御丈夫、天人師、仏、世尊を如来の十号といいます。
入道(にゅうどう)
剃髪し僧衣は着ているが、入寺せずに家に居る者。
入室(にゅうしつ)
師の部屋に入って道を問うことです。
また弟子となることをもいいます。
忍辱(にんにく)
屈辱を耐えしのんで、怒りの感情を起こさないことです。
**************************************
ね
**************************************
涅槃(ねはん)
梵語ニルバーナ、俗語ニバンの音写。
火を吹き消すごとく、迷いがふっと消えてなくなる状態。
完全なる悟りを開くことです。
釈迦の入滅のことです。
火が吹き消された状態なので煩悩が滅した究極的な悟りの境地。
年忌(ねんき)
回忌と同じ。
毎年めぐってくる死者の忌日。
念仏(ねんぶつ)
口に仏名(阿弥陀仏)を唱えることです。
**************************************
の
**************************************
能化(のうけ)
師として他を教え導くもの。
教化されるものは所化。
よく他人を教化することのできる者をいいます。
所化の対。
一切衆生に対して、一切衆生をよく教化し導く仏・菩薩をいいます。
日本では宗派の長老や学頭、管長に対して呼ぶ敬称。
納経(のうきょう)
供養のために、経を寺社に奉納することです。