仏教用語について
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や
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野狐禅(やこぜん)
禅を修めながら、未熟にもかかわらず、悟りを開いたと得意になっている者。
まやかし禅。
夜叉(やしゃ)
醜悪な姿をした性質の荒い鬼神。
梵語ヤクシャの音写。
捷疾鬼・勇健・能たんと漢訳。
羅刹とともに八部鬼衆のひとつで、人を食らう悪鬼。
山伏(やまぶし)
修験道の行者。
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ゆ
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遺教(ゆいきょう)
釈迦が説きのこした教え。
仏法のことです。
遺偈(ゆいげ)
師僧が悟りの境地を漢詩風に表現し、弟子に与える辞世の句。
唯仏与仏(ゆいぶつよぶつ)
大乗における究極の悟りの境地は、ただ、仏と仏が理解しうるもので、凡夫の思議することのできないものである、と言う意味です。
遊行(ゆぎょう)
僧が修行のために諸国を歩き回って伝道することです。
遊山(ゆさん)
もと禅宗で、浩然の気を養うため野山の景観を求めて杖を曳くことをさした。
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よ
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影向(ようごう)
姿・形を見せずに神仏の霊が現れることです。
余乗(よじょう)
自宗の教法を「宗乗」というのに対して、他宗の教法のことをいいます。
欲界(よくかい)
三界(欲界・色界・無色界)の一つ。
官能的欲望の渦巻く世界。